2018年7月9日
音楽朗読劇『Homunculus~ホムンクルス~』

yamamoto

 

 

 

©READING HIGH

デジタルプレミアムコース:ファミリー劇場(157ch)
放送日 :7月22日(日)26:00~

(あらすじ)

劇作家・藤沢文翁による新感覚・音楽朗読劇シリーズ第一弾!ダークファン タジーを彩るのは、実力派声優・俳優による朗読や、生演奏、最新テクノロ ジーといった豪華演出! 舞台は 17 世紀ヨーロッパ。弟子が見守る中、一人の男の命が潰えようとして いた。ヨハン・フリードリッヒ・ベドガーは、陶磁器の発明家として弟子たちに慕 われていた。しかし、死がまさにベドガーの人生に幕を下ろそうとするその刹 那、ベドガーはまるで許しを乞うかのように話を始める。それは、かつてヨーロッ パ全土を揺るがした物語「ホムンクルス事件」。人間が人間を作り出すという 禁忌に踏み込んだ者たちの物語。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

「3.5次元のエンターテイメント」と銘打つだけあって、ただ舞台で戯曲を朗読している、というのとわけが違いました。光の球は飛ぶわ、稲妻は走るわ、火は燃え上がる、煙は出る!またそれを生演奏の音楽が盛り上げる。演じる声優や俳優たちはその時代を創造するにふさわしい衣装で熱演。諏訪部順一のバリトン、梶裕貴の美声、すべてに調和が取れ、300年も昔のヨーロッパに想像を巡らせてくれる。死の床にあるヨハン・フリードリッヒ・ベトガーが、弟子に昔話を聞かせるところから始まるのだが、このベトガー、実在した人物なのがおもしろい。マイセン陶磁器の発明者で、錬金術師。人造人間の創造に関わる体験はいかにも「あったかも」と思わせる。人造人間=ホムンクルスの禍々しい描写も真に迫り、下手な芝居より数倍ダイナミックに物語を感じさせることに成功している。あなたの想像力の翼で、2次元と4次元の間に飛んでいくことが出来るかも知れません。

2018年6月29日
旅チャンネル『スギちゃんの旅はワイルド!』

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TM & (c)2018 Turner Japan/(c)S-Field

旅チャンネル『スギちゃんの旅はワイルド!』

デジタルプレミアムコース:旅チャンネル(145ch)

放送日:7月2日(月)13:00~・21:00~・27:00~
7月5日(木)14:30~・22:30~・28:30~

(番組概要)

旅が⼤好きスギちゃんが、⾏く先々で様々な⼈々や出来事に遭遇! 笑いや驚き、そして感動を巻き起こす!? ハートフルな芸⼈スギちゃんが肌で感じる感動のふれあい旅です。

(井上公子の今日のイチバン↓)

旅チャンネルと言えば「大人のヨーロッパ街歩き」のような、好感度な女性向け番組のイメージだった。実際になかなか行けないけど、テレビでセレブ気分に浸れる紀行番組・・・。
それが!!まず「スギちゃん」である!セレブ感ゼロである!その代り、お茶の間感というか、親しみやすさはかなりの得点になるのでは?
テレビ派(最近は若者を中心に地上波をはじめとしたテレビ放送を見ない傾向にあるらしいので、あえてこう呼ぶ)には、起用タレントのお茶の間好感度というのが大事な基準になる。それにより、いかにたくさんの人に見てもらえるか、共感してもらえるか、さらには行動を起こしてくれるか・・・商品を購入したり、現地を訪れてみたりするか・・・いわゆる番組のコマーシャル効果が左右される。
私も好きでよく見るけど「大人のヨーロッパ・・・」は敷居が高い。絶対行けない…とは言わないが、「今度の休みに行ってみよう~っ」って見てる人が何パーセントいるだろうか。
「スギちゃんの・・・」は、安近短の需要を満たす、ちょっとどこか行ってみたい的な欲を満たしてくれる。旅の醍醐味、観光して、おいしいもの食べて、お土産を買う。家族で、気の置けない仲間で、ちょこっと一泊2日の気軽なツアーを望むなら、気取ったレストランも、入りにくい高級スーベニールショップも、世界遺産もいらないかも。昔よくあった「慰安旅行」の幹事さんなら、この選択だろう。
なにせ「スギちゃん」なのである。彼の行くところ、ほとんど万人が「私にはとても・・・」と二の足は踏まない。
私が見た回は「山口」への旅だったが、萩も津和野も出てこない。案外、旅慣れた人への穴場案内かもしれませんよ~。

2018年6月29日
AIZU- 目覚めよ義の心‐

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©XPJP inc

AIZU- 目覚めよ義の心

デジタルプレミアムコース:ヒストリーチャンネル(135ch)

(番組概要)
戊辰150周年の節目の年を迎えるにあたり、その戊辰の歴史とともに、新しい時代を誇り高く前を向いて生きた会津人の功績とその思いに光をあて、会津の奥深い歴史や伝統ある文化を再認識し、広く情報発信し観光誘客・文化振興・地方創生へと繋げる「戊辰150周年記念事業ドキュメンタリーを制作し全国に向けて発信します。
幕末とはペリー来航に始まる外交と内政の動乱の歴史です。国際目線で会津武士道における戊辰戦争時の「義」に溢れた生き様から見えてくる未来へのメッセージを「大義」、「忠義」、「信義」、「道義」の四つの視点でドキュメンタリー化します。

(井上公子の今日のイチバン↓)

会津と言えば『白虎隊』
武士の子とはいえ、まだいたいけな少年たちの悲劇はなぜ起こったのか。なぜ、美談として伝えられるのか。生に執着しないことが「義」なのか?それが「武士道」なのかな。生きて信仰することに執着し、どんな辱めも甘んじて受けた『沈黙』の信者たちの方が強いと思う。少なくとも私には共感できる。
歴史というものは、年月に事実を脚色されてしまう事がある。信じた道を貫く…それが本当に正しい事か。「貫く」ことが第一とした場合、目的はなくなる。何が最善か、考え、立ち止まるチャンスを逃す。その先には悲劇が待ち受ける。
この番組は、戊辰戦争150周年を記念して、会津若松市が中心となって観光目的で作ったという。会津藩ゆかりの人々と外国人出演者とのやり取りを軸に、イメージ映像をふんだんに盛り込んだ豪勢なプロモーション映像という感じ。結局、「義」とは何だと言いたかったのかな。出演者たちの話が抽象的すぎて、もう一つ、心に迫って来なかったのがもったいない。彼岸獅子による無血入城も、なぜそんなことができたのか、裏話をほのめかしながら知りたいことは明かしてくれない。歴史ミステリーの知的好奇心は満たされないけど、日本に興味関心のある外国人の方々には、日本人のミステリアスな魅力~~~って感じでウケるのかもしれないな。
武士のイメージで、殺陣のシーンがあるけど、ご出演の役者さん(?)が「グリーンデスティニー」な感じ。海外での日本のイメージは、中国とごっちゃになってることが多いから、海外受けを狙ってそうしたのかな。
何と言っても、明治維新150年の今年、会津では「戊辰戦争150年」っていうほど、歴史の大転換のドタバタの恨みつらみは脈々と受け継がれていることがすごい!山本八重が言っていた「ならぬことはならぬのです!」いったい何がならぬのか???確かめに、会津へGO~~~!

2018年6月25日
96時間

yamamoto

 

 

 

TAKEN © 2008 Europa Corp., M6 Films and Grive Productions. All rights reserved. Artwork © 2008 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

デジタルプレミアムコース:ムービープラス(123ch)
放送日 :6月25日(月)13:30~

(あらすじ)

米政府の元秘密工作員ブライアンは、別れた妻と再婚相手の下で暮らす 17歳の娘キムに押し切られ、親友とのパリ旅行を承諾する。だが不安は的中。 現地に着いたキムが彼と携帯で話している最中、謎の一味に拉致されたのだ。 ブライアンはかつての自分を甦らせ、自ら娘の奪還を誓う。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

「シンドラーのリスト」のニーアム・リーソンが「闘うお父さん」を演じてヒットしたフランス映画。この人、ホントに生まれながらの正義漢って感じで、悪役はぜったい似合わないでしょうね。イケてる映画は最初の5分でわかります。離婚した父親は娘の傍にいたいばかりにCIAを退職するほど子煩悩。元妻の再婚相手は金持ちで、経済力では体裁が上がらず、いつまでも子ども扱いする父親に娘は少々うんざり。このダメダメな父親像を一気に逆転させる演出がにくい!娘が誘拐されるシーンはドキドキ感ハンパないです。それからの展開が手に汗握るシーンの連続。前段の設定もうまーく生かして、うーん、無駄なところがひとつもない。さすがです!製作がリュック・ベッソンですからねえ、面白いのは当たり前という感じ。ひたすら娘を追っていく、このシンプルさがすごい。観るたびに、別の発見があったりします。シリーズの中でも、この1作目が一番好き。ぜったい観るべし!

2018年6月11日
ひるなかの流星

yamamoto

 

 

 

©やまもり三香/集英社「ひるなかの流星」

デジタルプレミアムコース:日本映画専門チャンネル(125ch)
放送日 :6月17日(日)21:00~
6月24日(日)15:10~
6月30日(土)21:30~

(あらすじ)

現在放送中のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でもヒロインを務めている永野芽郁。連続テレビ小説は初オーディションでヒロインに選ばれた事も話題となった。先月まで現役の高校生だったいうこともあり、これまで出演した映画・ドラマなど様々な作品でヒロイン役を演じてきた。日本映画専門チャンネルでは「ひるなかの流星」チャンネル初放送を記念して、永野芽郁がヒロインとして出演した映画「ひるなかの流星」、「俺物語」、ドラマ「僕たちがやりました」を合わせて一挙放送致します。その可憐さと透明感、人気急上昇中のその魅力を、この機会に是非ご覧ください。

(山本淑子の今日のイチバン↓)

いやあ、もう絶対的に少女漫画どストライク!両親の海外転勤、田舎から東京の高校に転校、偶然出会ったイケメンが担任、ダサイ主人公がモテる、だんだん可愛くなる…昔っからずっと引き継がれてきた少女漫画の伝統を、これでもかと詰め込んで、女子がキュンキュンしないはずがない。リアルタイムでキュンキュンするか、若かりし日々を思いキュンキュンするか、人それぞれでしょうが、まあ大した話でもないのに、とにかく観てしまう。勝因は、クラスメートと担任の間で揺れる恋心の行方に焦点を絞って描いていること。サブキャラはほとんどガヤ扱い、主要人物を限定しているので、永野芽郁のピュアな存在感も際立って見えます。三浦翔平はまさに漫画から抜け出してきたみたいだし、クラスメート役の亜嵐もEXILE感を封印しての好演。本当に大切な存在は「ひるなかの星」のように、ふだんは気づかないけれどいつもそばにある、というメッセージに共感。今夜はいい夢見れそうです。